Evidence Based Healthcare Council

 今回のテーマは『行動経済学と健康AI』です。
 
 
 人は、得るよりも失うことを恐れ、未来よりも今を大事にし、自分よりも他人の意見に揺れ動く…行動経済学は、人間の選択がいかに不合理か、そしてまた、「予想通りに」不合理であるかを明らかにしてくれます。やらない方がいいのにやってしまう、やった方がいいのにやっぱりやらない…私たちは、日々の問答を通じて「不合理な選択」に向き合うゲームアプリと、その問答によって進化する健康AIエージェント『ちひろ』の開発に着手しました。
 このパイロット版から、『ちひろ』の導師:Dr.西村とお使いフクロウ(ミネコ)の質問が始まります。この質問に答えることで、どのような自分を見つけ、どう変身できるのか?  西村周三先生と、議論を深めました。
 
 
当協議会の「料理会」では、このように各分野の専門家によるエッジの効いた講演およびざっくばらんに話のできる場を提供しています。
ご興味のある方はぜひ会員となりご参加ください。
※内容によっては、一般の方が参加できる場合もございます。
 


 

情報素材料理会<第107回>

行動経済学で健康を読み解く
~AIアプリへの道しるべ

 私たちは今、行動経済学に基づいた問答を通じて、自分の行動を変えてゆくための健康AIとゲームアプリの開発を進めています。人生100年時代、行動経済学は健康をどのようにとらえるのか? シニアマーケティングはどう変わるのか? 元国立社会保障・人口問題研究所所長で、当協議会特別顧問の西村周三が近未来を読み解きます。