トップ>概要
NPO法人EBH推進協議会は『おひとりさま支援プロジェクト"きづな"』を立案、総務省 平成22年度地域雇用創造ICT絆プロジェクトとして採択されました。
本事業は、地域の意欲ある主婦・若者たちが高齢者の生活を遠隔で見守り、生活支援を行う事業構築を目指しています。 私たちは、今回、まず専用のコミュニケーション業務管理システムの構築とハード整備を行い、今後の事業基盤を整備し、そのうえで、東京都北区王子二丁目町会の全面的なご協力のもと、地域住民有志参加のICT人材育成を行い、受講者約35名に対して「きづなサポーター」「ICTサポーター」の修了資格を付与いたしました。この人材育成では、64名の高齢者への生活支援・見守り事業の実施検証を約1ヶ月間にわたり行いました。 本事業では、サポーターと対象者全員が共通のICTコミュニケーションツールとして、スマートタブレットを持ちました。これにより、サポーター陣が対象の方と同じ画面で利用方法を分かりやすく説明でき、誰でも簡単にサポートができると非常に高い評価を受けました。 なお、3月11日の東日本大震災では、震災直後、担当の高齢者の安否確認にこの「きづな」システムが自主的に活用されました。今回の協力者からは、本プロジェクトが安否確認のために大変有効であるという評価をいただくと共に、事業としての高い可能性を評価いただき、その発展的継続を強く期待されています。 ※ICT(Information and Communication Technology)とは 情報や通信に関連する技術一般を示す言葉で、「情報コミュニケーション技術」の訳です。 |
|||||||