Evidence Based Healthcare Council

 今回のテーマは『筋電メディカル-ナノシートを使った未来の健康管理』です。
 
 
“筋電メディカル”(筋電メディカルとは、「筋肉の情報から読み解く健康」のこと)という新しいジャンルを提唱され、EMS(筋刺激装置)で先端分野をけん引する“京大のキンニク先生”こと京都大学名誉教授の森谷敏夫先生と、ナノシート(ナノ薄膜)をプラットホームとした生体計測・制御技術を研究、開発する藤枝俊宣先生をお迎えして、ナノシートと連動した心電・筋電のIOTの新技術を使うと、ヘルスケアやメディカル分野、スポーツ分野にどのような世界がもたらされるのか、対談いただきました。
 
 
当協議会の「料理会」では、このように各分野の専門家によるエッジの効いた講演およびざっくばらんに話のできる場を提供しています。
ご興味のある方はぜひ会員となりご参加ください。
※内容によっては、一般の方が参加できる場合もございます。
 


 

情報素材料理会<第108回>

筋電メディカルに見る未来の健康管理

 急速に普及が進みつつある骨格筋電気刺激(EMS)装置は、そもそも、高齢者を筆頭に運動ができない人の筋肉を増やそうという狙いがありました。そのEMSは、新しい技術も得て、さらに用途が日々の健康管理に広がろうとしています。スポーツ医学の専門家である森谷敏夫が新時代のコンセプト「筋電メディカル」について解説します。