Evidence Based Healthcare Council

調査紹介


ダイエットアプリの評価試験
NPO法人EBH推進協議会は、行動経済学の知見と予防医療のエビデンスに基づいた糖尿病予備群のためのダイエットアプリを株式会社ライフケアパートナーズと共同開発。
アプリの効果測定の実証実験を京都大学と共同で実施しました。 
 
①糖尿病予備群かつ肥満者のための減量プログラムの有効性の検証: ランダム化比較試験
対象:日本生命健康保険組合員の中から、HbA1c(NGSP 値)6.0 〜6.4 かつ BMI25 以上に該当する方
参加者:81名( 糖尿病予備群)
期間:2014年12月~2015年5月 
研究デザイン:ランダム化比較試験
(京都大学大学院医学研究健康情報学分野 中山健夫研究室)
内容:生活習慣病リスク者のふとめで、わかっちゃいるけど(なかなか生活習慣を変えられず)やせられない人たちが、行動経済学的な支援で、生活習慣を無理なく修正し、減量できるプログラム、つまり「生活習慣病リスク者ふとめ向け減量アプリ」の評価。 

②上記結果を踏まえた拡大運用(ミドルリスクアプローチ)
期間:2016年1月~ 12月
参加者:370名(開始時)
対象:BMI25以上
内容:学びと介入を中心としたアプリのみでの減量効果 

③さらなる拡大運用 (ポピュレーションアプローチ)
期間:2017年1月~ (継続利用中)
参加者:1,226名(2017年9月末)
対象:全従業員(希望者)
内容:アプリのみでの減量効果に加え、健康に関する意識向上効果についても評価
 

ダイエットアプリについてはこちらで紹介しています。
LinkIconスマホアプリ資料
 
 
 
糖尿病と食のアンケート

 
NPO法人EBH推進協議会では、糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防・啓発活動を行っていくにあたり、前回「糖尿病についての全国意識調査2009」でご協力いただいた方々を対象に、「糖尿病と食」についてのアンケートを実施しました。
 
 
 
糖尿病についての全国意識調査2009

 
糖尿病は、現在、1,800万人以上の日本人が患者もしくは患者である疑いのある国民病です。にもかかわらず、正しい治療を受けている人は250万人弱と、全体のわずか一割強に過ぎず、それ以外の方々の実態については正確には把握できない状況にあります。
 
私たちNPO法人EBH推進協議会は、社団法人日本糖尿病協会と協力※し、こうした糖尿病の実態を正しく把握して、糖尿病治療の向上と糖尿病の予防・啓発に生かすことを目的に、この調査を実施します。
 
NPO法人EBH推進協議会 理事長・西村周三
(2009年5月当時)
 
※当研究は、日本糖尿病協会が企画している医療調査と並行して実施されます。
EBH推進協議会と日本糖尿病協会は互いに分析結果を共有し、中立的立場から検討いたします。
日本糖尿病協会(清野裕理事長)は、糖尿病に関する知識の普及啓発などを理念に掲げ、病患者、医師・コメディカルなど現在約10万人の会員を擁している公益法人団体です。
<調査票より抜粋>
 


「糖尿病についての全国意識調査 2009」の分析結果について

はじめに

現在日本で「糖尿病が強く疑われる人」(HbA1C 6.1%以上)約890 万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」(HbA1C 5.6%-6.0%)は約1320 万人に上ると推計されているが、強く疑われる人のうち受療しているのは55.7%のみとされる(平成19 年度国民健康・栄養調査)。同じ調査で、医師から糖尿病(血糖値が高いなども含む)と言われたことがあると回答した人のうち現在治療を受けているのは50.8%であった。
糖尿病は一度診断されると通常はその後も受療の継続が必要な疾患である。また、日本糖尿病対策推進会議では国民向けのリーフレットを作成し、血糖値が高いと言われたことがある人は早急に精密検査を受け、適切な治療を受けるよう呼びかけている。にもかかわらずこのように受療率が低い背景には、国民に届いている糖尿病情報の問題と糖尿病診療に対する異議や不安が考えられる。「本来医療機関に来るべきなのに来ていない、地域の潜在患者」へのアプローチに活用するため、今回これらの点について調査を行うこととした。
調査主幹 中山健夫  
 
 主催:NPO法人EBH推進協議会
    (呼びかけ人:西村周三(当会初代理事長 京都大学名誉教授))
 協力:社団法人日本糖尿病協会
    フェニックスケア・サービスフォーラム
    京都大学
    京都大学医学部附属病院

調査分析メンバー

中山健夫
(京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授)
池田香織
(京都大学大学院 医学研究科 糖尿病・栄養内科学)
高原志保
(京都大学大学院 医学研究科 糖尿病・栄養内科学)
後藤励
(甲南大学 経済学部 准教授)

調査および分析経過について

2009年5月~11月 調査
        12月 調査結果とりまとめ   
2010年1月~   分析開始      
     3月    中間発表     
     8月    最終まとめ     
     9月~   学会発表資料とりまとめ中    

報告書

「糖尿病についての全国意識調査2009」報告書
 
調査票LinkIcontonyobyo_chosa2009.pdf
 
 
 
 
報告会について

情報素材料理会 特別企画
糖尿病調査を通して見る日本人の健康
“ニッポンのカラダマップ・プロジェクト”に向けて

 
LinkIcon引用・お問合せの際はこちらまで

 
 
 
メタボリック改善プロジェクト 「イオン作戦」 近畿健康情報・指導サービス提供フォーラム

 
「イオン作戦」(Escape from Obesity Naturally、肥満からの自然な脱出)は、内臓脂肪の改善に重点を置いた新しいダイエットプログラムの試みとして、医療機関の主導によって進められたものです。
実施期間は2005年10月24日からの8週間(終了)で、全国から約1,200人の方々の参加がありました。無理なく自然にメタボリックを改善することを目標に、毎朝体重計で自分の体重を確認しネット上の健康手帳に記録すること、ダイエットサポートのための低カロリー総合栄養食を一日1回以上摂取することを基本内容として実践しました。
 
なお、このプログラムは、経済産業省の「健康サービス産業創出支援事業」の支援のもとに、これからの健康サービス事業を考える「近畿健康情報・指導サービス提供フォーラム」が実施する調査プロジェクトとして立案されました。
 
 
 
調査の流れ