Evidence Based Healthcare Council
NHK-Gメディアとのコラボ企画。
今回のテーマは『血糖値を見える化する』です。

血液中のブドウ糖の濃さを表す「血糖値」。血糖値はさまざまな要因の影響を受けて常に変動しています。これを調節する機能がうまく働かず、常に高血糖状態になるのが糖尿病です。
国内の糖尿病患者は、1997 年の690 万人から右肩上がりで増えつづけ、2016 年には1千万人を越えました。(厚生労働省2017 年9 月発表「2016 年国民健康・栄養調査」より)。

高血糖はそもそも体に何を引き起こすのか? 逆に低血糖の場合は? 糖尿病予防と治療の未来は? 京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室長の坂根直樹先生と、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社からゲストをお招きし、血糖調節、血糖測定、糖尿病の予防と治療について、最新のエビデンスにもとづくお話をうかがいました。


当協議会の「料理会」では、このように各分野の専門家によるエッジの効いた講演およびざっくばらんに話のできる場を提供しています。
ご興味のある方はぜひ会員となりご参加ください。
※内容によっては、一般の方が参加できる場合もございます。


 

情報素材料理会<第92回>

血糖値を見える化する

血液中にあるブドウ糖の濃さ、それが「血糖値」です。ブドウ糖が増え過ぎて血管を傷つける糖尿病、その診断と治療に、「血糖値の測定は欠かせません。センシングとビッグデータ分析の高度化によって、いつ、どんな条件で私たちの血糖値が変わるのか、何を引き起こすのか、その詳細が分かってきました。血糖値で何が見えるか? 京都医療センター予防医学研究室長の坂根直樹先生と、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の宗岡達朗氏に、お話をうかがいました。